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State of Rock / C.o.p. (火薬バカ一代)
Heat of the Night / Incendiary / CODE RED (火薬バカ一代)
Incendiary / CODE RED (火薬バカ一代)
Renegade / NITRATE (失恋船長)
Be True to Yourself / The Next Level / TIMSON AOR (火薬バカ一代)
The Next Level / TIMSON AOR (火薬バカ一代)
Book of Secrets / Book of Secrets / BALANCE OF POWER (ANBICION 11)
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メロディアスハード - 最近の発言
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State of Rock / C.o.p.

00年代にデビューを飾った北欧メタル・バンドの中でも個人的に特に愛して止まないバンドの一つであるGRAND ILLUSIONは、’11年発表の6th『PRINCE OF PAUPERS』を最後に活動に関する音沙汰がありませんが、その代わりにピーター(Vo)とクリスチャン(Ds)のスンデル兄弟、オラ・アフ・トランベ(G、B)らバンドの元メンバー3人により新たに立ち上げられたプロジェクト、C.O.P.が’15年にこの1stアルバムをリリースしてくれています。なおバンド名は3人のメンバーそれぞれの頭文字に因む。
なので本作で披露されているのは当然、華やかなKey、オラのテクニカルなGプレイ、そしてピーターの人によってはクドいと感じられるかもしらねど、個人的には「よっ、待ってました!」となるパワー全開なハイトーンVoがふんだんにフィーチュアされた、GRAND ILLUSIONの作風を正当に受け継ぐメロディアスHRサウンド。「じゃあGRAND ILLUSION名義でリリースしてくれりゃ良かったじゃん」と思わなくもないですが、まぁそこは色々と(主にアンダース・リドホルムとの間に)事情があるのでしょう。
泣きを湛えて劇的に炸裂するバラード④、悲哀の旋律を纏ってエネルギッシュに疾走する⑥、これぞGRAND ILLUSION節!と絶妙なメロディ展開にもんどりうつ⑩といった、北欧ならではの冷ややかな哀メロとピーターの熱気溢れるVoの取り合わせという、「覚めたしぐさで熱く見ろ」的ギンギラギンにさりげない味わいが堪能出来る名曲を聴けば、名義は何であれアルバムを作ってくれたことに感謝の念しか湧きませんよ。
GRAND ILLUSIONの分派ならアンダース・リドホルムのCODEも最高でしたが、こちらも完成度では引けを取らない1枚に仕上がっています。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-07-24 23:45:03)


Heat of the Night / Incendiary / CODE RED

愁いを帯びたメロディをVoがじっくりエモーショナルに
歌い上げるヴァースから、爆発力のあるキャッチーなサビメロへの
雪崩込む曲展開の妙にグッと来きますね。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-07-03 00:30:08)


Incendiary / CODE RED

先頃ARCTIC RAINのアルバムを聴いていて、改めてウルリク・レンクヴィスト(Vo)の作曲能力の高さに感銘を受け「そういえば持っていたよな」とCD棚を漁って引っ張り出して来たのが、そのウルリクがフロントマンを務めるスウェーデン出身のメロディアスHRバンドCODE REDの1stアルバム(’17年発表)。ちなみに日本盤はジャケットに掲げられた漢字タイトル『焼夷性』(原題『INSENDIARY』を直訳)がチャームポイントとなっています。
マイケル・パレス(B)にダニエル・フローレス(Ds)という、書いて良し演って良しな実力者が脇を固めている上、何よりウルリク自身がREVOLUSION SAINTSやジム・ジッドヘッド、BAD HABITといった錚々たるバンド/アーティストに楽曲提供を行ってきた腕利き作曲家でもあるので、そりゃあ本作がハイクオリティなメロハー作品に仕上がることは自明の理。北欧ならではの透明感と憂いを湛えたメロディ、太くマイルドな声質を生かしてエモーショナルに歌い上げる絶品のVo、煌めく美旋律を懇々と紡ぐGとKeyに彩られた楽曲はいずれ劣らぬ逸品揃いで、特にHR然としたエッジをキープしつつ本編開巻を堂々宣言するOPナンバー①、その勇ましさを受け継ぎつつサビメロは実にキャッチーな②、ハル・マラベル(BAD HABIT)と共作された天鵞絨の如き美しさを放つバラード⑦、軽快なリズムに乗って爽やかにアルバムの幕を引く⑩等は、このバンドらしさが隅々まで敷き詰められた名曲ぶりに、聴く度にググっと胸を締め上げられますよ。
日本での所属レーベルだったANDERSTAINが店終いをして以降、どうもレアアイテム化が進行してしまっているようなので、マーキー辺りが再発してくれないでしょうかね。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-07-02 01:16:02)


Renegade / NITRATE

英国人アーティスト、今回はベースに専念したニック・ホッグが。今回は盟友であるロブ・ワイルドはバンドを離れたが、VEGAのメンバーである、トム・マーティンとジェイムス・マーティンが参加したりと、その穴を埋めているようだが、もう少しギターチームには自己主張して欲しかったなぁ。アルバム毎にシンガーも変るので、バンドというよりはロックプロジェクトという出で立ちなのか、詳しいバイオはさっぱりだが、アレクサンダー・ストランデルが見事な歌唱スタイルでバンドサウンドに貢献、嫌味にならないコーラスワークも爽快感を高め、煌びやかなキーボードが、ある意味楽曲を牽引している。

典型的なAOR系ハードサウンド。久しぶりに、この手のサウンドを聴いた。最近はイングヴェイのLIVEに凱旋マーチの2枚組。だから余計に、耳を休めるのに丁度良い。これはタイミングなんだが、もしも、この手のバンドを聴き漁ってる時期だったら、また違う印象を受けるだろう。
ギターが目立たないというのは少し食い足りない。そうなるとリズムパターン、ドラムが典型的なスタイルを決定づけている。カラフルなキーボードと上手い唄を生かすのならば、もう少しエッジと自己主張が欲しいのだが、それはないものねだりなんだろう。

AOR系ハードマニアにはドンピシャリである。個人的には疲弊した耳を休めるのに丁度良かったが、飽きのサイクルが早いと感じた。これもタイミングだろう。このバンドの音源はこれが最初じゃないが。サブスクリプションサービス生活の弊害。次から次へと流れてくるオススメ音源。それらに上書きされて忘れてします。手元にないからなぁ。こうなるのよ。
それにしても優等生なサウンドだね。デジャブ感を払拭するためにも、個性を出して欲しかったが、今作を叩き台にAOR HEAVENから羽ばたきFrontiers Music と契約したんだからマニアには間違いない作風なんでしょう。

失恋船長 ★★ (2025-06-24 03:05:35)


Be True to Yourself / The Next Level / TIMSON AOR
“夜明けのランナウェイ”を思わすイントロだけで期待が高まりますが
哀愁を帯びて軽やかに駆け抜けていく本編も期待を違わぬ
見事な出来栄えで、ホクホク顔になれる名曲に仕上がっています。
ここからピアノ・バラード“FROM THE ASHES”へ繋がっていく流れにもグッと来ますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-06-04 00:44:40)


The Next Level / TIMSON AOR

G、B、DsにKey、プログラミングもこなすイギリス出身のマルチ・アーティスト、マーク・ティムソンと、チリ人シンガーでここではリードGの腕前も披露しているルッキー・Sにより立ち上げられたプロジェクトTIMSON AOR(もうちょい良い名前はなかったものか?)が、少々意外な人選ながらTHRESHOLDのカール・グルームを共同プロデューサーに招いてレコーディングを行い、'25年に発表した2ndアルバムにして日本デビュー作。1st『FOREVER’S NOT ENOUGH』(’24年)が自主制作のCD-R仕様だったことを踏まえると、本作こそが正式なデビュー作と言えなくもないのかな。
そんな彼らが聴かせてくれるのは、愛を込めたバンド名が体現する通りのAOR寄りハードポップ。華やかな演奏で適度にエッジを加え楽曲を引き締めるG、ハスキー・ボイスで伸びやかに歌い上げるVo、都会のネオンの如く煌めくシンセ、ポップさの中に哀愁を秘めたメロディとがしなやかに躍動するサウンドは、なるほど確かにマーク曰く「80年代にやるべきだったことを今やっている」といった趣きの仕上がりとなっています。
全11曲、基本的に捨て曲は見当たりませんが、個人的には特に哀愁を振りまきながら涼し気に駆け抜けていく初期BON JOVI路線の名曲⑤、そこから美しいピアノ・バラード⑥へと繋がっていく流れを聴き終えた瞬間に、「アルバムを買って良かったなぁ」とじんわりと実感させられた次第で。
こうなるとデビュー作も聴いてみたくなってくるので、マーキー様におかれましては前作の国内盤リリースを是非ともご検討頂きたいなと。よろしくお願い申し上げます。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-06-02 23:33:30)


Book of Secrets / Book of Secrets / BALANCE OF POWER
劇的で甘美な歌メロ構成が絶品の名曲。楽器隊も手堅くサポート。

ANBICION 11 ★★ (2025-05-16 01:20:45)


Walking on Top of the World / Book of Secrets / BALANCE OF POWER
昔一応アルバムも購入したけど、その後しばらくバンド名も忘れていた(かろうじてBALANCEだけ記憶に)。
少しネオクラ風味も感じる美麗なメロディアスハードで、カッチリとした構成が心地よい名曲。

ANBICION 11 ★★ (2025-05-15 06:54:46)