1969年にSLY & THE FAMILY STONEという人種・性別混合ロックバンドが全米2位に送り込んだ大ヒット曲をカバー、評論家のセンセイらには大不評だそうな1992年の27thアルバムに収録後7月にシングルカットされました。アダルトコンテンポラリーチャートにちょっと現れた以外ほとんどヒットしてません。短い夏若しくは限られた若い時期、平和な時代を存分に楽しんでサヨナラ楽しき日々よと惜しむ内容だけにBEACH BOYSが演っても何ら違和感なし。もっとずっとこのままみたいなゆったりした雰囲気の曲調をソウルフルなオリジナル共々お楽しみください。
当初はシングル"Getcha Back"のB面曲としてのみのリリースでアナログ盤LPには未収録、CD化の際ボートラ的にラストテューンとして収録されました。BRIAN、MIKEそしてEUGENE E. LANDYの共作でMIKEのリードにBRIANが絡むヴォーカル、プレーボーイのナンパという内容のブギーとBEACH BOYS作品としては条件が整っているのに、微妙ですね。アルバム全体に共通するデジタルサウンドや押しの強いビートが悪目立ちしている気が。アレンジ次第ということで。
バンド結成15周年に当たる1976年8月、20thアルバム"偉大なる15年"から全米5位を記録したカバー曲"Rock and Roll Music"に続く通算51stシングル。BRIAN WILSONとMIKE LOVEの共作であり迷走していた彼らもようやく正常運転、再出発に相応しいBEACH BOYS節全開のハッピーテューンですよ。難を言えば2分ちょっとと短すぎる点ですかね、カリフォルニアの太陽と海の雰囲気をもっと永らく聴きたいものですが、それでも全米29位とファンに歓迎され結果を残しました。